あらゆる相続手続に特化した専門家 大阪の司法書士・行政書士のまえかわです。
以前こちらの記事でも話に出ました件です。
相続登記に協力してくれると言っていたのに、急に協力しない、印鑑を押してくれなくなった。という案件です。
最初は協力的であったということは、何らかの理由があるはず。
当人と直接話し合いができるのが一番であるとご提案させていただきました。
たとえば、当人に相談する前に別の相続人に、ポロっと、
「〇〇が協力してくれない。裁判とか考えたほうがよいのかな?弁護士に相談しようか。」
などとその気がなくても行ってしまったことが当人の耳に入ってしまったりした場合は、余計こじれてしまって交渉が難しくなることがあります。争う気は本当はなかったのに、
「弁護士」「裁判」
等というキーワードで身構えてしまうことが多いのです。
こういったときは、直接話し合いができる関係なら直接(あるいは本当に近い家族の力などを借りて)相手の気持ちを汲み取るのが一番です。
今回は、幸い和解ができたようで、進められそうで本当によかったです。
相続手続きも、色々なケースがありますので、必ずしもこの方法がすべてに当てはまるとは限りませんが、ご参考になれば幸いです。
司法書士 相続|相続登記.net 大阪 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ