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在日韓国人の方の相続登記を受任した司法書士さんは、別の専門の司法書士などに部分的にでも外注する場合がほとんどです。

/司法書士向け韓国戸籍取得・翻訳/相続の韓国戸籍収集及び翻訳


在日韓国人(外国人登録上:朝鮮となっている方を含む)の相続手続きに特化した専門家。

大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 代表のまえかわです。

 

今日は珍しく、不動産売買の決済の立ち会いがありまして、売主さんの司法書士さんと少しお話していました。

関西地区では、司法書士が売主さん、買主さん別々に代理するということが非常に多いですので、このように決済の場で司法書士同士が一緒になることは珍しくありません。

 

司法書士さんと一緒になると、在日の方の相続登記や、相続登記に必要な韓国書類の収集・翻訳をメインで対応している旨を、売り込むようにしているのですが、今日あった司法書士さんも自分のところでは丸受けせず、外注しているということでした。

 

司法書士が、在日韓国人の方の相続登記を受任した場合は、下記のような形に分かれてきます。

1.何とか頑張ってすべて自力ですすめる ※韓国書類も司法書士事務所で集めてあげる。ただし、翻訳は外注せざるを得ない

2.相続登記(登記申請部分)は何とか自分でするが、相続証明書にあたる相続人を特定する韓国書類の収集および翻訳のみ外注する。

3.相続登記、韓国書類収集、翻訳など一括で、その手続きに特化した別の司法書士に丸投げする。

 

直接会った司法書士さんに聞くと、3の別の在日韓国人の相続が得意な司法書士に丸投げする、と答える人が多いものの、

実際には、1と2のほうが多いと感じます。

 

それはそうですよね。

信頼の上、せっかく依頼してくれた依頼者のことを考えると丸投げするのは、何となく心苦しいです。

 

ただし、1は慣れていない司法書士さんには、相当な負担となります。

まず、韓国語が読めませんと、書類がそろっているかどうかは翻訳が上がるまで分かりません。果てしない時間と労力がかかりますし、せっかくそろえた書類が果たして相続登記を通すのに十分な書類かどうかを判断することも、経験が少なければ分からないという不安も相当なストレスです。

 

2は、一番多いパターンです。

一番複雑な相続証明書にあたる部分のみ別に用意してもらえるなら、自分で相続登記を進めることができますし、おそらく韓国書類部分のみそろえば、その他の部分はそろえられるケースも多いので、何とか進められる。

しかし、韓国書類を代行で取得してくれる、翻訳してくれる会社や行政書士などに依頼するのはちょっと待ってください。

相続登記実務を理解していない人がきちんと必要な範囲を自分で判断してそろえることができるのでしょうか?

あるいは、相続登記で使える形で翻訳を用意してくれるでしょうか?

 

不安ですよね。

 

同業である、在日の方の相続登記を専門でお受けしている、司法書士事務所で翻訳事務所でもある当事務所にお任せいただければ、登記実務を考慮に入れた書類をご準備が可能ですので、安心していただけると思います。

 

 

もちろん、3のように丸投げしていただけるケースもあります。

 

特に、当事務所の特徴としては、大阪など近くの司法書士事務所だけではなく、日本全国他府県の司法書士さんからご相談やご依頼をいただいているという点です。

遠方の司法書士事務所の司法書士さんから丸投げでお受けすることも結構多いのです。

 

大阪や兵庫のように、在日の方が多い地域ではない地方にも在日韓国人の方の相続は発生しますので、そういったときに遠方の司法書士さんの力になることも可能です。

 

上記のように色々な形お力になれますので、司法書士さんはお気軽にご相談ください。

 

 

司法書士 相続|相続登記.net 大阪 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ

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代表者プロフィール

司法書士・行政士

前川 郁子

常にご依頼者の望むことを第一に考え
業務を勤めてまいります

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