前年度から引き続きお受けしている弁護士さんがらみの案件がありました。
まずは、在日韓国人の方が被相続人である相続登記について、相続人のうち一人の保佐人である弁護士さんより相続登記のご依頼をいただきました。
直接、韓国人の相続などの手続きに強い司法書士をご存じでなかったようですがなかなか見つからず、他の弁護士さん、そして最後は司法書士さんを通じて、ご紹介によりご相談、ご依頼をいただくに至った次第です。
別の相続人については、相続人がすべて相続放棄したため、相続財産法人となっており、相続財産管理人として別の弁護士さんも関与されています。
また、今回は、不動産は、亡〇〇相続財産名義で相続登記し、その後、売却して代価分割という形ですすめることになり、その売却(決済)も本日完了です。
不動産の決済で、弁護士さん二人と一緒というのは、あまりないケースです。
直接ご依頼いただいた、弁護士さんとお話させていただいた際には、当職にご連絡いただくまで1か月ほど韓国人の相続に明るい司法書士が見つからなかったということで、できる司法書士は少ないですねとおっしゃっていました。
最初から、当事務所のサイトなどをご覧になり弁護士さん直接ご相談やご依頼のご連絡をいただける場合もあるものの、やはり紹介により依頼するケースも多いようです。
司法書士としてお受けしたお仕事は、ほぼ完了(登記が完了し、お返し書類をお返しすることは残っていますが)したので、少しホッとしております。
色々なお仕事にかかわることができて、また様々な他の専門家の方とお会いすることができて、毎日刺激を受けております。