相続手続きに使う韓国書類の翻訳を民団でご依頼されている方をたまに見かけます。
民団もいろいろな支部があって、翻訳のレベルは本当にマチマチ。
きちんと翻訳しているところもあれば、ひどい翻訳もあります。
大抵は、支部に一人かそこらしか翻訳をする人がおらず、その翻訳する人の質によってどのような内容になるかはかなりの差がでます。
要するに、当たりはずれがある。
ひどい翻訳の例としては、ハングルをそのまま日本語に充てなおさずに、適当に訳しているケース。
実際に、きちんと訳せば、
「チュンサム」 「チョンヨム」 などとなる名を 雑に「チュンサン」「チョンヨン」などと訳している。
また、地名を漢字で調べるのが面倒で、そのままカタカナに直してあるが、パッチムを無視して訳している、など目も当てられないレベルの翻訳も目にします。
各書類によって翻訳の仕方がまちまちになっていれば、同一人物と認定されない可能性もありますし、本籍地の表記が変われば、つながりが付かないと判断される可能性もあります。
重要な手続き、特に相続手続きに使う韓国戸籍(現在では、家族関係登録簿証明書、韓国除籍謄本)は、相続手続きを知り尽くしたプロに依頼され、きちんと手続きで使えるものをご用意されることをお勧めいたします。
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