在日韓国人の方の相続手続きを多くお受けしておりますが、その他の国籍の方の相続登記手続きをお受けすることもあります。
今回は、台湾籍の方の相続登記です。
本国書類については、台湾書類収集代行事務所の方と連携を取って相続登記を進めます。
台湾の戸籍は、相続に必要な範囲を請求しても、つながりが付かないことが多いようです。
今は、韓国では戸籍制度が廃止され家族関係登録制度となっておりますが、現在のところまだまだ除籍謄本(戸籍制度時代に作成された書類)が相続手続きに必要となることがほとんどで、手続き的には台湾とほぼ変わりません。
いつもは、司法書士さんから韓国の相続登記に必要な韓国書類を収集・翻訳をする側ですが、今回は、逆に台湾の戸籍を収集・翻訳してもらう側です。
日々いろいろな相続のご相談などを頂き、様々なケースについて経験させていただいております。
故人の遺産を次の世代へと引き継ぐ相続手続きのお仕事は、単なる手続きではなく、誰かの築き上げた大切なものを次の世代の方にバトンタッチするためのお手伝いをさせていただいているんだなという気持ちを常に持つようにしております。