在日韓国人の方の相続に強い司法書士は全国でもそれほど多くありません。
特に、最近は、領事館などの韓国書類の発行が厳しくなっており、そのケースに合わせてさまざまな関係書類を準備したり、地名を調査したり、証明書類を準備しなければ、相続手続きに必要な韓国書類を発行してもらえないようなケースも増えていますので、
特化してしている事務所でなければ、大変な負担を強いられることとなり、他の業務に差し支えたり、途中で止まってしまわないか不安を抱えなくてはならない状況になることもあり、そして、何よりご依頼者に費用的、時間的、労力的な負担をかけてしまうという懸念が生じることになり、
自分ところで受けない場合に、別に頼める司法書士はいないか？
とネットで検索される司法書士の方も多いようです。
そのような経緯で、ご紹介を受けるケースが多いのですが、
事前に
「実は、韓国籍の方の相続登記を相談されているのですが、できればそちらでお受けいただけないかと思い、よろしければ紹介させてください」
と連絡が入ったり、過去の韓国書類等のお仕事で受任させていただいた司法書士の方からのご紹介のケースもありますが、
突然、個人の相談者の方から
「〇〇司法書士事務所の方から紹介されて、ご連絡させていただきました」
と、入電することも少なくありません。
おそらく、司法書士さんがネットで検索して、うちを紹介しても問題なさそうと判断され、ご相談者に情報をお伝えいただいているのだと思います。
それは、それで嬉しい限りです。
ただ、〇〇司法書士からの紹介と言われても、事前に司法書士さんからの連絡が入っていない場合は、
「そ、そうなんですね・・・」
としか言いようがないのが、少しご相談者に申し訳ない気持ちになります。
ご紹介いただけるのは、この上ない光栄ですが、できれば本当に紹介していい人物なのか一度、直接お話頂いてからご依頼者にご紹介いただけると、ご安心いただけると思いますし、当職もよりスムーズにご対応ができるのかもしれません。
いずれにしても、日々様々な方からご紹介を頂き、感謝しております。