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在日の方の関わる相続に関する複雑な案件についての電話相談

/在日韓国人の相続手続き/帰化と相続/相続業務日誌


本日は、遠方の他府県にお住いの方からのお電話相談(有料相談)をお受けしました。

 

内容としましては、被相続人である、元韓国(朝鮮)籍であった方の名義である不動産の相続登記をしたい。

近くの司法書士に相談に行ったが、複雑すぎて無理だ進められないということで一度はあきらめけど、当事務所のことを知ってご連絡を頂いたとのこと。

 

被相続人には、配偶者や子はいない、父に当たる人の名前しか分からない、父母には婚姻関係がなかった、被相続人の帰化前の書類の取得手段や情報が一切ない、何をどうしたらいいか、司法書士に無理と言われたからあきらめるしかないか・・・

 

内容をお伺いすると、まだまだ調べられるところはかなり残されているなと判断させていただきました。

もちろん、兄弟相続となりますので、韓国の書類を取る情報がもし、調べられたとしても、発行してもらうのは難しいケースでありますし、内縁ということで、父を追うことができたとしても、他に相続人に当たる人が存在している可能性も十分に考えられ、一筋縄ではいかないことは容易に想像できる内容ではありましたが、途中で進まないことが起こりうる可能性は最初の段階で重々ご説明したうえで、

手続きを開始するかどうかをご検討いただくことにしました。

ご意向としては、すぐにでも進めてほしいということです。

おそらく色々と調べるところから始めることになりそうです。

 

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司法書士・行政士

前川 郁子

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