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相続登記は、いつするの? 今できるなら絶対に今しか選択肢はない。

/相続登記義務化


最近、相続登記のお見積りをご希望される方が増えております。

 

お見積もりをご覧いただいて、すぐに手続き進められる方もいれば、大体の費用だけ把握されておかれて、先に延ばしにされる方もいます。

 

でも、待ってください。

 

先延ばしにしたそのときに、もしかしたら、スムーズに相続手続きを進められない状況になるってこと、想定されたことありますか?

 

この仕事をしていますと、できるときに相続手続きを先延ばしにされて、のちのち、簡単には進められなくなって断念したり、費用が想像できないぐらい多額にかかったり、といった方たちを山ほど見てきました。

 

具体的には、

相続手続きに関わらないといけない相続人が、

 

亡くなってさらに相続が発生する

認知症などになって遺産分割協議ができなくなってしまう

行方不明者がでてきてしまう

はんこを押すと言っていた人の気が変わって協力しなくなってしまう

 

 

など、こういった相続の手続きに携わっていない、手続き的な仕事とは無関係の方は、自分事として考えるのは実際には難しいのかもしれません。

 

でも、後になって、できなくなって困るということが現実にそこかしこで起こってしまうのです。

 

だから、相続登記ができる状態であれば、「今」手続きをすべきだし、しないと、あとの人たちが困ることになります。

 

あとの人というのは、例えば子や孫などです。

放置すれば、解決することは何ひとつありません。

 

不動産は権利だけではなく、義務も発生します。

 

税金の支払い義務や、例えば、木造の古い建物であれば、管理責任を果たさないことによって、崩れ落ち、他人に怪我をさせてしまって損害賠償が生じたり、自分だけの問題ではなくなってしまうことも想定しなければなりません。

 

あらゆる理由で、既に相続登記が困難になっている方でない場合、今が相続登記をするときです。

 

自分がその立場なら、先に延ばすなどの選択肢は100%ありません。(あくまでも、司法書士である立場から見たわたし個人的な意見です。)

 

まあ、それどころか、自分については職業病なのか、こどもが困らないように先手先手を打ってますけど。

 

とにかく、迷ったり先延ばしにするのは、おすすめできません。

 

それだけは、たくさんの困っている方の相談を受けていて、大きな声で伝えたいところです。

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代表者プロフィール

司法書士・行政士

前川 郁子

常にご依頼者の望むことを第一に考え
業務を勤めてまいります

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