今年も残すところ、あと2週間あまり。
本当にあっという間の1年で、この間、年始いうてたのに、もう年末かいな?
って感じです。(汗)
今年は、司法書士にとって大きな転換点がありました。
それは、
「相続登記の義務化」
です。
令和6年4月1日に施行され、相続登記は義務化されました。
とはいえ、義務化されたからすぐに登記をせなあかん
って言うことにはなっておらず、名義人の亡くなった時期や、それを相続人の方が知った時期などによって、それぞれの方が相続登記をしなければいけないタイムリミットはそれぞれですので、相続登記が義務化になったからといって、そこまでご依頼が増えて、電話がつながらない、
て感じではありません。
ただし、徐々にその傾向は感じられてはきています。
グラフで言うと、微増の右肩上がりってイメージでしょうか。
この微増が微増で少しずつならいいですが、おそらく、相続登記が義務化になった時点ですでに発生している相続に関する相続登記のタイムリミットらへんは、想像するのも恐ろしい感じがしております。
先日、司法書士の集まる会に参加したときには、やはりまわりの司法書士さんも相続登記が明らかに増えているという話でした。
特に、うちの事務所は、在日韓国人の方、朝鮮籍の方の相続登記に特化している関係で、他府県全国の司法書士さんからの依頼を受けており、そちらの業務は、個人の方のご相談よりかなり増加の割合が高い傾向にあります。
どの司法書士でもできる内容でない、専門的な手続きを担う司法書士としては、なるべく、一番繁忙の時期にも、うちでしかできない方の相続登記を一件でも多く解決して安心のお手伝いをしたい、そのために、今は準備しないといけない時期であると考えています。
日々、多忙な業務の中でも、今から準備できることは山のようにあるはず。
今だけではなく、先を見て、自分の持てる限りの力でその時を迎えられるように努力を怠らないようにいたします。