相続手続きを非常に得意とする大阪の司法書士・行政書士の前川です。
本日は、ご来所が多めで4件あり、そのうちの2件が相続に関するご相談でした。
いずれも、前途多難な内容です。
一件は、相続発生から時間が経っていることもあり、相続人が10人以上となり、そのうちの半分以上の行方が分からないというケースです。
しかも、日本人の方(帰化後)、韓国人の方が被相続人、相続人によって異なり、国籍が不明な方もおり、なかなかハードな感じです。
とりあえずは、連絡の取れる方から連絡を取ってみて、連絡先が不明な方の所在などを知っているかもしれないので地道に情報をたどっていくのが最初にできることです。
特に、日本人でない方に関しては書類から住所を調べるのは困難ですので、人づての情報しか基本的にはありません。
とりあえずは手を尽くしてそれでも、無理な時は次のステップをどうするかを考えるということになり、どうしても段階的に進めるようになります。
もう一件は、売却したい物件の一部が実質動いていない宗教法人で、しかもその代表役員の方も死亡しているとい少し複雑なケース。
相続が関わるご相談の中には上記二件のご相談のように、複雑な案件も含まれます。
その時の状況でできることから進めていき、それによって生じた状況に応じて次を決めていく。
そういった進め方にならざるを得ない場合もあります。
相続手続きはスムーズに進む間に面倒がらずに完了させるのが一番です。
特に相続登記などは、司法書士にご依頼いただければご自身でしていただくことはほとんどありません。
放置している相続登記がある方は司法書士に早めにご相談ください。
司法書士 相続|相続登記.net 大阪 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ