数年前に、施設への出張により公正証書作成のお手伝いをさせていただいた当時の受遺者の方からご連絡がありました。
遺言執行による、相続登記のご依頼です。
約3年ほど前になります。
ご高齢のため、入所されている施設に公証人と一緒にお伺いさせていただき、遺言者の方の気持ちを形にする公正証書作成の案の作成および証人としても関わらせていただきました。
実際にお会いさせていただいた方が、お亡くなりになった旨の連絡は、いくら長くこの仕事をしていても、何度同じようなご連絡をいただいても、心が痛く胸が苦しくなります。
しかしながら、こんな時にこそ、ご依頼者が大変なときにこそお力になれる仕事であることを、遺されたお気持ちを形にする仕事であることを、改めて確認し、遺された方のご負担がなるべく軽くなる形を取って進めていきたいです。
今回のご依頼者の方は、別にもお身内に不幸がおありだったようで、本当に大変な中、ご連絡をいただきました。
自分にできることは少ないですが、できるだけのことはしたいと強く思っております。
司法書士 相続|相続登記.net 大阪 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ