日本人の相続だけでなく、在日韓国人の方の相続にも強い専門家。
大阪の悠里司法書士・行政書士事務所 代表前川です。
最初ご相談に来られた時は、手探りで進めるしかなく、出てきた書類を確認しなければ相続登記がスムーズに進むかどうか判断できない。
日本人の相続登記ではほぼありえない状況が日常茶飯事の在日韓国人の方の相続登記。
一件、無事終了しました。
最初は、別の事務所で依頼されて、進まなくなって弊所にご依頼されることに。
書類の収集からやり直しです。必要な重要な書類はほぼそろえられていないところからスタート。
ただし、ご依頼者のご父母は幼いときに離婚され、ご兄弟とも生き別れのような形になっており、その兄弟もなくなっている、子もいる、さらに帰化して日本籍になっているらしい。
断片的な情報から書類や書類をとるための情報を引き出したり、調査したりしながら、一歩ずつ進んでいく。
相続人が特定できたものの、無関係であるはずの離婚した配偶者との関係を証明する書類が出るか、出ないかという状況。
また、詳しくは後日説明したいと思いますが、途中ご依頼者とも連絡が取れなくなりどうなるか？という状況もありつつも、無事登記完了までくることができました。
ご依頼者もあきらめていたところ、無事完了したので、安堵され、喜ばれているご様子でした。
どの司法書士でもできる簡単な手続きではなく、簡単に進まなかったからこそ、うまくいったときの遣り甲斐は言葉にできません。
こればかりは、毎回うまく行くとは言い切れない部分もありますが、ほとんどの場合は何らかの形で解決に至っているので、感謝です。
司法書士 相続｜相続登記.net 大阪 代表 司法書士・行政書士まえかわいくこ